ソヴァージュ のマダムになるまで②

母が作ってくれた服やカバンは、今でいう自然な風合いのデザインや色使いのオシャレなものでしたが

当時子供だった私は、まわりの友達のキキララやキティーちゃんなどのキャラクターものが少し羨ましかったりもしていました笑。

しかしいつからか(多分、周りの友達に『Kのそのバック可愛いね〜!お母さんの手づくり?うらやまし〜!』などと言われたのでしょうw)、愛着が湧いてきて(確か高校生くらいまで持っていた様な・・・?)そしてお母さんみたいに何でも出来る女性になりたい!と思い初めてずっと真似していました。

ただ、これ欲しいから作る!これ食べたいから作る!ではなくその作業をしたかっただけ、だった様に思いますね。

その強い欲望のせいか、ショッキングな事を起こしてしまいました。

小学5年生くらいでした。

大好きな家庭科の授業で、卵料理が課題です。目玉焼き、スクランブルエッグ、玉子焼き、この3種の中から一つ次回に作って見ようという調理実習。

私は料理は慣れていたと思っていた為(痛いですね)、一番難易度の高い卵焼きを選択。

帰って母から作り方を教わり、メモして本番に挑みました。

結果は真っ黒焦げ(汗)

砂糖の分量を間違えたと後から気づきましたw

調理実習で私の班で卵焼きを選択したのは私だけ・・・。『えー、玉子焼き作れるの〜!?すごーい!』と言われていたのに大恥かいたことを今でも覚えています。

まあ、玉子焼きって今考えても小学生には難易度めちゃくちゃ高いw

 

 

それでも懲りずに、家では古い母や祖母の本を借りて料理やお菓子を作って行くことになります。

勿論高校生くらいになると進路は決まって来ていて、将来の夢はパティシエールよ!みたいに安易な考えで夢見ていました。

 

続く